開催計画の経緯について

次回の賢押杯については、コンセプトを分けた二つの大会を2ヶ月ほどのスパンで連続して開催することを考えております。
一つはオフラインの早押しクイズの経験があまり無い、あるいは経験はあるけれども大会で一定以上の成績を収めるまでにはいたっていない方を対象とした「Alt.2011」で、もう一つは例年通りの企画・問題・演出を基調としつつも、お互いがお互いのことを「オンラインクイズゲーマーである」と認めることの出来るプレイ量を条件とした「2012」です。
このように大会を分割することを考えたのは、賢押杯が回数を重ねるにつれ参加者が多様化し、実力上位のプレイヤーと真っ向勝負するのが苦しいという声が聞かれたためです。Alt.の参加資格をこれまでの賢押杯の5○3×等を勝ち抜けていないプレイヤーに限定することで、自分にもチャンスがあるのではないかと感じていただければと思います。なお、この参加資格の限定についてはゲーム内での上位・特殊階級や正解率、決勝進出率などの成績で制限するものではなく、あくまでオフラインクイズの経験のみを対象としておりますのでご注意ください。
そして従来の賢押杯(本大会)については、参加資格について参加をご希望される皆様の混乱を招いたり、ご希望に必ずしも沿うことが出来なかった部分があることは確かだと考えております。2012本大会については、ゲーム内での階級以外の条件は基本的にお伺いしない方向で検討しております。ただし、階級についてはこれまでの大会での条件よりもかなり高くなることをあらかじめご承知おきいただけたらと思います。
これまで賢押杯は「オンラインクイズゲーマーによる早押しクイズナンバー1決定戦」とともに、オフラインクイズの経験の少ない方のための体験イベントとしての性格を持たせて運営してまいりました。今回二つの大会に分けることで、Alt.の参加に必要となる階級は極力低めに設定し、体験イベントとしての性格はAlt.がより強く持つようにします。一方本大会は高めの条件さえ満たしていただければどなたにもいらしていただける、より「ナンバー1決定戦」らしい大会に出来ればと考えております。
大会は二つに分けますが、どちらもこれまでの賢押杯が大事にしてきた「やるクイズ」「観るクイズ」の楽しさを損なうことのない企画で皆さんをお迎えすべく準備いたします。また、参加資格がどちらにもある方は両方に参加していただいてもちろん結構です。皆様のご参加をお待ちしております。スタッフ・問題提供をご希望の方は次の記事をご参照ください。