2R−1 早押し+一問多答アンタッチャブルクイズ

今日からコース別クイズの形式を一つ一つご紹介したいと思います。
「早押し+一問多答アンタッチャブルクイズ」
まず全体に対して早押しクイズを出題します。2問正解で「一問多答クイズ」に挑戦することができます。お手つき誤答は早押しクイズを2問休みになります。
一問多答クイズに挑戦…
早押しクイズを2問正解した参加者(以下「挑戦者」)が、1〜15の番号から1つ選びます。番号に対応した一問多答クイズが1問出題されますので、参加者全員が手元のボードに回答を1つ記入します。ただし、直前の早押しクイズでお手つき誤答により休み中だった参加者は、ボードに回答を書く権利がありません。
挑戦者は他の参加者が書きそうもない答えを考えて回答します。一方、他の参加者は挑戦者が書きそうな答えを予測して回答します。挑戦者の答えが正解である上で、「回答がかぶっていない人数+不正解の人数」だけポイントが入ります。なお、休み中で回答を書けなかった参加者は、無条件で不正解扱いとなります。他の参加者は正解、誤答に関わらずポイントに変動はありません。
それでは、具体的な例を挙げて説明したいと思います。
例:参加者12人
問題:中世日本の三大随筆を1つ書きなさい

A(挑戦者):『方丈記 G:『方丈記
B:『徒然草 H:『方丈記
C:『徒然草 I:『方丈記
D:『徒然草 J:『スミス』
E:『枕草子 K:『世界の終りとハードボイルドワンダーランド』
F:『枕草子 L:(休み中)

この場合Aさんには8ポイントが入ります。
一問多答クイズが終わったら、再び早押しクイズが出題されます。多答クイズまでに獲得した早押しの正解数は、保持されたままです。これを繰り返し、獲得したポイントの合計が「参加者の人数−1」ポイントを超えた時点で勝抜けとなります。参加者が12人の場合、勝抜けに必要なポイントは11ポイントになります。
なお、先に勝抜けた参加者は以後の多答クイズには参加しません。勝抜けた人の分は、休み中の人同様不正解扱いでポイントを数えます。(この段落10/19に追加)
早押しクイズは30問限定です。30問出題し終わった時点でこのコースは終了となります。ただし、30問目を誤答した場合は、その参加者のこのコースでの、これ以後の回答権を全て剥奪した上で、正解が出るかスルーになるまで早押しクイズの問題を出題します。31問目以降に誤答が出た場合も、同様に以後の回答権を剥奪してもう1問出題します。これは、早押しでの誤答の罰則が「2問休み」である為に、最終問題をわざと誤答して自分に有利なままクイズを終了させる行為を防ぐためのルールです。
早く勝抜けた参加者から上位の順位点を差し上げますが、勝抜けられなかった参加者には、以下の基準で順位を判定し、順位点を差し上げます。

  1. 一問多答で獲得したポイントが多い方
  2. 早押しの正解数が多い方
  3. 早押しの誤答数が少ない方
  4. ペーパーの順位が上位の方

まず1で判定して、1の基準で同点だった時に2を適用、2でも同点だった時は3を適用…という形になります。
いかがでしょうか?「一問多答」というのがQMAでの物と全く異なる上に、こうしたルールに実際に接したことの無い方にはまだ少しわかりづらいかと思いますが、実際にやってみるとそんなに難しいものではありませんので、やりながら慣れていただければ大丈夫かと思います。何かわからないことがありましたら、コメントやメールで受け付けますので、遠慮なくご質問ください。
次回は2つ目のコース、「対決通過クイズ」をご紹介します。