昨日になりますが、ある参加者の方のエントリーの取消の申し出をいただきまして、本日朝、受理させていただいた旨をお知らせするメールを送信させていただきました。

ただ、こちらの参加者の方の参加取消に至った経緯が単純にご都合が悪くなったというわけではなく、外圧的要因を受けてのもの、ということを私どもスタッフは把握しております。ですので、もしも気持ちの整理がついて当日いらしていただければ、正規のエントリーをしていただいた時点でのエントリー番号を有効とさせていただくことに致しました。

また、原因となった書き込みを行った方のご参加は今回はお受けしないこととしました。公の場で、参加・不参加という自己の判断に対する責任を他の参加者およびスタッフに転嫁し、他の参加者への誹謗中傷を行ったため、「参加者の皆様と一緒に楽しくクイズを行う」ことが困難になったと判断いたしました。

上記裁定の理由は、「賢押杯への参加」という観点に基づいて主催側で判断いたしました。 「QMAプレイヤーのための大会」である以上、他の参加者についていろいろな感情をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、賢押杯スタッフは出来る限り多くの方々に心から楽しんでいただけるよう全力を尽くしますので、どうかご理解ください。

私たち賢押杯スタッフは、一人でも多くのQMAプレイヤーの皆さんにオフラインの早押しクイズを楽しんでいただこうと準備を進めております。ただ、早押しクイズは一人ではできません。対戦相手がいて初めて成立するものです。私たちスタッフが参加資格(賢者以上など)以外で参加をお断りすることがあるとすれば、それは「対戦相手を尊重した上で早押しクイズが出来ない」と思われる方だけです。昨日キャンセルの申し出をいただいた方に関しては、過去にいろいろなことがあったのは確かですが、前回大会での勝負に対する真摯な振る舞いやQMA4になってからの様子を考えて、参加をお断りする理由がないと考えまして、エントリーを受理させていただきました。

ある方がおっしゃられた言葉で、「クイズはコミュニケーションのゲームだ」という言葉があります。いかなる場合においても、コミュニケーションには相手を尊重することが不可欠です。早押しクイズにおいては対戦相手である他の解答者はもちろん、出題者も尊重しなければならないと思います。尊重といっても堅苦しいことではなく、対戦相手の嫌がることをしたり悪く言ったりしない、進行しようとするスタッフの邪魔をしないなど、ごく当たり前のことばかりです。私たちは、どなたとでも楽しくクイズを楽しんでいただける方にこそ、賢押杯に参加していただきたいと考えております。

また、QMAにおいてもそれは変わらないと信じております。タッチパネルの向こう側にプレイヤーがいるという状況は、同じ部屋で早押しクイズをやっているのと何ら変わりはないはずです。「真剣勝負の中で、対戦相手を尊重すること」、今回の大会を、そういったことを考えるきっかけにしていただけたら幸いです。