賢押杯2016における一部メインスタッフの大会参加について

賢押杯シリーズゼネラルマネージャーの すみすさんです。今回は参加をご予定されている皆様にお願いがあり、blogのスペースをいただくこととしました。お読みいただけましたら幸いです。本記事に出てくる「私」とは すみすさんのことを指します。
賢押杯シリーズの実質的な代表を私が2006年から担当させていただくようになって10年が経ち、本当に多くの方にご参加ご協力をいただきました。改めましてお礼を申し上げます。
今年開催する賢押杯2016では、大変勝手を申しますが、私自身が参加者として参加することをお許しいただければと思います。
賢押杯は私やスタッフが「こんな大会だったら面白いな」と思える要素をできる限り多く詰め込んだ大会です。もちろんそれは問題についても同様で、「こんな問題を出せば喜んでもらえるに違いない」という問題かどうかが、出題におけるかなりのウェイトを占めています。私個人としては、賢押杯の問題は壇上の参加者への意識はもちろんですが、「客席の皆さんとの勝負」であることを認識して用意してきたつもりです。
そうした問題群、あるいは企画内容、ひいては演出などの中に、一度自分の身を置いてみたいという気持ちは何年も前からずっと持っておりました。よく賢押杯のスタッフを口頭でお願いするにあたって、「まだ出たいから」という理由でお断りをいただくことがありますが、ずっと前から「一番出たいのは私だ」と思っておりました。どれだけやれるかはわかりませんが、今の自分ができる精一杯を大会の中で表現できれば、と考えております。
ただ、現状の賢押杯実行委員会は、私自身の力不足でもあるのですが、引き続き私が大会の制作進行の統括を行わなければ準備ができないことも確かです。したがって、問題以外の部分は私の統括による準備を行いますが、問題面については代表者を立て、その代表者のもとで問題作成と選定をお願いすることとしました。
その他、事前に私が問題を触れることがないようにし、他の参加者の皆さんにとっての不公平さが生じないよう、下記のような措置をとります。

  1. 問題作成・選定は すみすさんの関与しないところで独立して運営する
  2. 問題選定を担当するスタッフ一覧を公表する
  3. 万一、問題を目にしてしまう状況になってしまった場合は、参加を辞退する
  4. そのほかの準備作業については引き続き統括し、準備作業に支障の無いようにする
  5. 大会エントリー受付開始時には極力早めにエントリーを実施し、エントリー状況を見ての参加予選の選択は行えないようにする

以上のような対応策を考えております。
もし今回のお願いに疑問をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですが2016ask(アットマーク)ken-oshi.comまでご意見をお寄せいただけましたら幸いです。いただいたご要望には極力沿えるようにしたいと考えております。
大変勝手を申しますが、10年間の歴史の中で、一度のわがままを聞いていただけましたら嬉しく思います。もし大会がもう10年続いたらわかりませんが、当面はこのようなことを申すのは今回限りのはずです。どうか、よろしくお願いいたします。